Flow
加工の流れ
工業用刃物の製造工程を社内(国内)で完結
富士工業所が製造している工業用刃物は、素材となる金属板のカッティングから熱処理・消音加工・ハンマーリング・研磨・検査の工程を経て出荷します。ダイヤモンドブレード基板およびチップソー基板の台金製作を一貫して行えるのは日本でも数社しかありません。品質コントロールを徹底するために一貫生産にこだわっています。各工程がフレキシブルに連携をとることで、国内の中でもTOPクラスの品質と納期を実現しています。この社内で培ってきた技術力と設備をお客様のためにどんどん生かしていければと考えております。
素材
素材は日本製鉄製、JFEスチール製の合金工具鋼のSKS-5を主に使用しています。
カッティング
弊社が製造している工業用刃物は、素材となる金属板のカッティングは大型レーザー加工機は、大物品・長尺品や、高精度品のニーズにお応えしています。
熱処理
国内有数のバッチ炉では大口径品を、連続炉では比較的小径の加工品を、効率よく迅速に処理し、一般熱処理である焼入れ・焼き戻しを行っています。
ハンマーリング
機械化も可能ですが、1品1品違う製品のため、当社では熟練した手作業によるハンマリングにこだわっております。
研磨
ロータリー平面研磨機は小径品から大径品(φ1850mm)までの加工が可能です。高い面粗度を誇り、歪みを最小限に抑えています。
検査
全ての製品を人の手によって1品1品、いくつもの検査項目を実施し出荷用の製品を検品しています。
出荷
検査に合格した製品をお客様の受注量やサイズに合わせて、丁寧な梱包を行い、お客様の手元に届けます。